根本的な問題
― 「<思考プロセス>では、こうした問題は1つひとつ独立した問題ではなく、むしろ原因と結果という強い因果関係で結びついていると考えています」 ―(“こうした問題”とは、ある状況や状態などにおける様々な数多くの雑多な問題のこと)
― 「この原因と結果の因果関係をちゃんと認識できるまでは、状況をはっきりと把握することはできません。ですから、まず最初にシステマティックな方法を用いて、その状況におけるすべての問題を関連づける因果関係を図に表します。この図を<現状問題構造ツリー>(Current Reality Tree)と呼びます。このツリーを構築できれば、問題すべてに1つひとつ対応する必要がないことがわかります。コアの部分には原因が一つか二つしかないからです」
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―「一つか二つのコアの問題が他のすべての問題の原因なんです。問題のほとんどは症状であって、問題ではない。そうした症状のことを、私はUDE(Undesirable Effects:好ましくない結果)と呼んでいます。コアの問題を原因として派生する結果なんです」 ―
(「It's Not Luck ザ・ゴール2 思考プロセス」 エリヤフ・ゴールドラット・著 三本木 亮・訳より引用)
たくさん引用させてもらっているが、これはまだボクがまだまだこの<思考プロセス>を理解するに及んでいないということを意味する。だからまだボクはこの文章を書くべきではないのかもしれない。このザ・ゴール2は、ボクにとっては一つ一つ理解しながら読み進めていているせいで、かなり時間がかかっている。でも、理解している途中のボクの思考プロセスについてなら書けるのかもしれない。
ボクらはよくこういう場面に遭遇する。例えば会議の席でのことだ。一つのテーブルを囲んで、ある1つのマーケティングの課題について、ああだこうだ、ああでもないこうでもないと話しあっている。そんな時に決まって出てくるのが「そんな細かいことよりももっと根本的な問題について話し合うべきだ。」という発言。根本的な問題。つまりザ・ゴール2の中では、コアの問題ということになるのだが、こういうことを言う人間に限ってその根本的な問題ということが分かっていないケースが多いように思える。
根本的な問題が分からないから、細かな部分を出し合って、その根本的な問題に近づこうとしているのではないか。でも、その近づき方、つまりUEDを出し合い、現状問題構造ツリーを構築する方法が分からないから、時間もかかるし間違った結果を出し兼ねない。いや時間はかかってもいい。でも導き方を誤ると間違った結果を出してしまう恐れが大きくなってしまう。
時間をかけずに、いきなり結論を急ぎすぐに根本的な問題を片付けようとせっかちになってしまうが、まだそれはコアの問題に到達してはおらず、未だコアの問題を原因として派生する結果でしかない。つまりUEDの真っ只中にいるというわけだ。
やはりここはじっくりと向き合うことが必要なのだろう。そういえば、ちょうど今我が家では新車に買い換えるかどうかという問題に直面している。新車を買うことによって得られるメリットは何か?そして生じる問題とは何か?そもそも新車に乗り換えるという状況において、コアな問題はどこにあるのか?UEDを出し合い、現状問題構造ツリーを構築することができれば、ボクも妻も納得できるのかもしれない。でも、クルマを買うのに果たして「UED:好ましくない結果」などあるのか?それは分からない。でもとにかく我が家では話し合いが必要みたいだ。それだけは言える。
感謝。



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