戦わない
日経ビジネスAssocieに中竹監督のインタビューが出ていた。言わずと知れた、中竹竜二 早稲田大学ラグビー蹴球部監督だ。
「戦うべきでないものとは絶対に戦わない。」
圧倒的なカリスマであった前任者の清宮監督の後を継ぎ、清宮監督と何かと比較される日々。きっと辛い日々だったに違いない、と思ったら・・・。罵倒や不満や批判に対して、一度も戦わなかったそうだ。
「プレッシャーは戦っても仕方ないところで戦うから出てしまうものだと思う。プレッシャーを感じたり、その結果、状況を悪くさせる原因はやはりプライド、大したことのないプライド。」
プレッシャーを感じないようにするために敢えて戦わない。自分のために徹底的に戦わない。戦わないということは決して逃げるということではない。戦わずにいるということは、とても「心が強い」ということでもあると思う。心が弱いと相手に合わせてしまう、つまらないプライドを捨てきれないから相手の挑発に乗ってしまう。信念が中途半端だから相手の言い分についカッとなってしまう。それは、対人であってもそうだし、相手が競合他社でも同じことが言えるだろう。
「初めから否定したい人たち、批判したい人たちに百万の言葉を費やしても(理解してもらうのは)無理。」
全くボクのことだ・・・。大したプライドも持ち合わせていないくせに、そのちっぽけなプライドを誇示しようと一生懸命になってしまう。何をそんなにムキになって言い返そう、反論してやろうと思うのだろう。
「戦うべきところは別のところ。」
「プレッシャーを乗り越え、勝利に近づくには、やはり感情を乱すようなプライドを捨て、ぶれない自分を確立すること。」
心の弱い自分がここにいる。その弱い心を強くするには、あるいは弱いままでもそれを逆手にとるには、自分が戦うべきところを見極めることだ。そして他人がどう思おうとそれはあくまでも他人の問題であって、ボクの問題ではない。他人の土俵には上がらないことだ。相手も不快だろうし、ボクももっと不快だ。
清宮監督にはなれないけど(憧れはあるが)、中竹監督のことはもっと知りたいと思う。もしかしたら中竹監督の生き方・考え方はボクのロールモデルになるかもしれない。ヒントがたくさんあるかもしれない。そう思うのはボクがラグビー経験者だということも大いに影響していることとは思うが、もう少し追ってみようと思った。
感謝。



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